調査リポート
中高生のロールモデル消費 マスメディアより友人の話が情報源――大広・日本インフォメーション調査:今日のリサーチ
ポストゆとり世代・ポストミレニアル世代である15〜18歳の中高生を対象に、多様化する価値観、生活様式、消費スタイル、情報メディア接点、興味・関心の変化など、多面的に検証。
大広は調査会社の日本インフォメーションと共同で、18歳前後の若者世代に注目した調査を実施しました。ポストゆとり世代・ポストミレニアル世代である15歳から18歳の中高生を対象に、多様化する価値観、生活様式、消費スタイル、情報メディア接点、興味・関心の変化など、多面的に検証しています。
同調査の結果から、お小遣いの総額は3年前と比べて減少していることや生活の中でスマホを見ることに最も時間を費やしていることなど、中高生のリアルな実態が浮かび上がりました。
「U18クラスター」の5類型とは?
お小遣いの総額や使い道については、「毎月定額」「必要なときに親に頼んでもらうお金」は横ばいでしたが、「親が毎回払ってくれるお金(スマホ代など)」は3年前に比べ、中学生と高校生で共に減少しました。小遣いの使途と毎月の平均支出額については「友達との遊び・つきあい」が微増しているものの「飲食」「ファッション」「趣味」などの支出金額は横ばいから微減しており、「スマホ・タブレット利用料、アプリなどの課金、ネット用プリペイドカード」の金額は減少傾向にあることが分かりました。特に「ためておき、まとめて使うためのお金」に減少が目立ちます。
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