調査リポート
過半数の社員はデジタルシフトしていない企業で働きたくない――オプトホールディング調査:今日のリサーチ
企業におけるデジタルシフトの取り組み状況と、経営者と会社員それぞれのデジタルシフトに対する理解度。オプトホールディングによる調査です。
オプトホールディングは20〜60代の経営者および会社員計300人を対象に「企業のデジタルシフトに関する調査」を実施いたしました。企業の経営課題として、デジタルシフトが注目される中で、企業における取り組み状況と、経営者と会社員それぞれのデジタルシフトに対する理解度を測ることが本調査の目的です。
今回の調査ではデジタルシフトを「デジタル化が進むグローバル社会において、あらゆる企業活動(経営、マーケティング、人材採用・教育、生産活動、財務活動など。およびビジネスモデルそのもの)において本質的なデジタル対応をすること」と定義しています。
デジタルシフトという言葉を「具体的によく知っている」と答えた人は全体の15.3%、「ある程度どういう者か知っている」と答えた人は27.7%でした。最も多かった回答は「全く知らない」(31.7%)で、「名前は聞いたことがあるがどういうものかは知らない」(25.3%)と合わせると57.0%がデジタルシフトについて知らないことが分かりました。
「デジタルシフトしている」「していない」で経営者と社員の認識にギャップ
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- デロイト トーマツ「Tech Trends 2019日本版」、次世代のマーケティングについて書いてあること
技術そのものよりも、デジタルトランスフォーメーション(DX)に向けて、それらを使いどう経営にインパクトを与えていくか。 - JTBが進めるデジタル変革、質的分析と量的分析が切り開く旅行の未来
JTBのData Science Central(DSC)が進める「データドリブン」と「マーケットイン」という2軸の取り組みについて話を聞いた。 - SaaS企業として驚異の継続率97% ServiceNowが考える、CX向上にDXが不可欠である理由
「ガートナー カスタマー・エクスペリエンス&テクノロジ サミット 2019」におけるServiceNow Japanの李 広泰氏による講演内容を紹介する。 - 「SAS Viya」が加速させるアナリティクスの民主化とデジタル変革、2019年度はどうなる?
SAS Institute Japanが2019年度のビジネス戦略に関する記者発表会を開催した。 - 企業のデジタル化におけるマーケティング課題、1位は「組織の整備」――アドビ システムズ調査
日本企業のデジタル変革に関する実態調査から、組織にまつわるレポートを紹介します。