野村総合研究所のグループ会社であるNRI社会情報システムは、全国の55〜79歳の2000人を対象にアンケート調査を実施しました。同調査ではシニア世代の就業状況や働く意識、さらには生活行動や満足度、ICT(情報通信技術)の活用状況などについて実態を分析しています。
調査結果によると男性の就業率は65歳を境に8割から5割に激減。女性においては転換期を迎えるのが男性より早く、60歳以降で就業率が男性の半分以下になっています。就業状況では、65歳を境に男女とも正社員比率が大きく低下しています。これらの事実から65歳までの定年延長・再雇用が定着していることがうかがえます。
まだ主流ではないがシニアでもスマホシフトは進む
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