Zendeskは「Zendeskカスタマーエクスペリエンス傾向分析レポート2019年版」を発表しました。このレポートでは、Zendesk利用企業4万5000社のデータ、カスタマーサポートマネジャーやカスタマーサポートエージェント、さらにオーストラリア、ブラジル、カナダ、ドイツ、イギリス、アメリカの顧客を対象としたアンケート結果などを包括的に分析しています。
調査の結果、全体的な顧客満足度は世界的に落ち込んでいることが明らかになりました。2014年に94.6%だった顧客満足度は2018年には92.5%に低下しており、過去1年間だけみてもおよそ1ポイント下がっています。
顧客満足度の低下は日本でも同様で、日本企業に限定して見てみると2014年から平均して92%台を推移していたところが、2018年には90%台に低下していることが分かりました。
デジタルアチーブメントギャップ(期待値と提供価値の差)が浮き彫りに
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- SaaS企業として驚異の継続率97% ServiceNowが考える、CX向上にDXが不可欠である理由
「ガートナー カスタマー・エクスペリエンス&テクノロジ サミット 2019」におけるServiceNow Japanの李 広泰氏による講演内容を紹介する。 - 生存戦略としての顧客体験、どこから着手する? Gartnerのアナリストに聞く
多くの企業が顧客体験を向上させるための取り組みを始めているものの成功している企業はまだ多くない。うまくいくにはどうすればいいのか。エキスパートに聞いた。 - アスクルがECとリアルの垣根がない世界で勝つためにやっていること
オフィス向けカタログ通販を軸に成長し、創業20年を超えたアスクルが抱く「危機感」の真意とは。 - セールスフォース・ドットコムの挑戦、IoTの価値を「顧客体験価値」へ変える
セールスフォース・ドットコムが国内で本格的に提供を開始した「Salesforce IoT Explorer」。IoTデータとCRMの連携でビジネスにもたらされる価値とは何か。