ニュース
CAMPFIREがクラウドファンディングのオムニチャネル化に向けてABEJAと業務提携:掲載製品やアイデアの市場ニーズをオフラインで効果的に検証
クラウドファンディングに掲載された製品やアイデアについて「実際に試したい」「作り手とコミュニケーションを取りたい」というニーズに応える場を提供する。
クラウドファンディングサービス「CAMPFIRE」を運営するCAMPFIREは、AIの社会実装事業を展開するABEJAと業務提携契約を締結した。
クラウドファンディングに掲載された製品やアイデアについて「実際に試したい」「作り手とコミュニケーションを取りたい」というニーズに応える場としてオフラインの接点を用意し、クラウドファンディングのオムニチャネル化を推進するのが狙いだ。
第一弾の取り組みとして、2019年秋開業予定の「新生渋谷PARCO」にCAMPFIREが出店するショールームストア「BOOSTER STUDIO by CAMPFIRE」において、ABEJAが展開する人工知能(AI)を活用した小売流通向け店舗解析サービス「ABEJA Insight for Retail」を導入する。これにより、クラウドファンディングと連動した際の定量情報・定性情報のデータを店舗で取得したオフラインデータと統合。出展者はWebとリアルを組み合わせたフィードバックを得て資金調達の促進につなげることができる。
店頭を「購買」から「体験」の場へ
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- Amazon Alexaの「スキル内課金機能」についてアマゾンジャパンのエバンジェリストが説明
Alexaエージェンシーと音声認識技術に関わる企業9社が音声認識技術の最新トレンドを共有するイベントをアマゾンジャパン協賛にて開催。アマゾンジャパンからは新たな発表もあった。 - 資生堂、「ビューティーテック」を体験できるショールームをオープン
来店客が自分に合った商品や美容情報を見つけられる出会いの場を提供。一方で、ここで得たリアルな反応をフィードバックさせて、デジタル領域のさらなる強化につなげる。 - D2Cが切り開いた市場に大企業が参入、どうする?
ベースフード代表取締役社長の橋本 舜氏、Minimal -Bean to Bar Chocolate-代表の山下貴嗣氏、ウツワ代表取締役のハヤカワ五味氏がD2Cの可能性を語った。 - ベースフード橋本 舜氏×Minimal山下貴嗣氏×ハヤカワ五味氏がD2Cの可能性を語る
スタートアップ周辺で注目を集める3社の創業者による「CXが拡張するD2Cの可能性」についてのディスカッション。