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「Einstein Analytics Plus」でアクションにつながる分析が実現する理由:BI+AIをプラットフォームに統合(1/2 ページ)
セールスフォース・ドットコムが新たに提供開始した将来予測と分析の統合プラットフォーム「Einstein Analytics Plus」の概要を紹介する。
セールスフォース・ドットコムは、将来予測と分析の統合プラットフォーム「Einstein Analytics Plus」の日本国内での提供を開始した。本稿では、2019年1月22日に同社が開催した記者向けの説明会から、新製品の概要を紹介する。
ビジネスインテリジェンス(BI)はシステム本位からアナリスト本位、ユーザー本位のツールへと進化を遂げつつある。
Salesforceには早くからレポート&ダッシュボード機能が組み込まれ、顧客情報や売り上げなどを現場のユーザーが自分で分析するのに役立っていた。その後「Salesforce Einstein Analytics(旧:Analytics Cloud、のちにWave Analyticsと改称)」が登場して内外のデータを組み合わせた探索が可能になり、買収したBeyondCoreのテクノロジーをベースにAIを搭載した予測分析やレコメンドといった機能を備える「Einstein Discovery」をリリースしている。
そして今回、これらの製品をセールス、サービス、マーケティングを含む「Salesforce Customer Success Platform」に統合したのが「Einstein Analytics Plus」だ。
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