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クラウド広告運用ツール「Shirofune」にディスプレイ広告の出稿・運用管理の新機能:利用料金はそのまま
Shirofuneは、クラウド広告運用ツール「Shirofune」に、年齢や性別、行動や関心などから自動でターゲットを選定して広告を配信する「ブロードターゲティング広告機能を追加した。
Shirofune(シロフネ)は2018年7月11日、クラウド広告運用ツール「Shirofune」のディスプレイ広告新規出稿・運用管理機能において、従来のリターゲティング広告機能に加え、年齢や性別、行動や関心などから自動でターゲットを選定して広告を配信する「ブロードターゲティング広告機能を追加した。
従来、ディスプレイ広告配信を行う際にはターゲティング方法の専門的な知識や数百種類存在するカテゴリーからのターゲット選定、URLから配信用リストの作成などの複雑なオペレーションが必要とされてきた。
今回の機能拡充により、利用者は配信したい属性を連想するキーワードやURLをShirofune上で入力するだけで、独自アルゴリズムにより最適なカテゴリーの選定やリスト作成、広告配信設定までを一括で自動的に行うことができる。また、ターゲットに応じてクリエイティブを設定できるため、利用者は広告情報の潜在層や非認知層に対し、これまで以上にオペレーションレスで効果的なアプローチが可能になる。
設定をコピーして媒体間で引き継ぐ機能も7月末に実装予定。今後は動画広告やFacebook広告などの機能追加も検討している。
なお今回の機能拡充によるサービス利用料の変更はない。既存の利用者が追加設定や申し込みをする必要もない。Shirofuneでは今後、動画広告やFacebook広告などの機能追加も検討している。
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