調査リポート
「NPS」の効果を実感、導入企業の8割――IMJ調査:今日のリサーチ
アイ・エム・ジェイ(IMJ)は、「日本企業におけるNPS導入の実態把握調査」の結果を発表しました。
NPS(Net Promoter Score)は、ロイヤルティーマーケティングの権威であるフレッド・ライクヘルド氏が提唱している、顧客との関係性(カスタマーロイヤルティー)を測る指標です。アンケート調査で「●●をあなたの家族や友人に薦める可能性はどれくらいありますか?」という質問をユーザーに投げかけ、0〜10のスコアで回答してもらうことで、そのユーザーにとっての商品やサービス、ブランドへの推奨度を知ることができるというものです。
欧米ではビジネスのKPIとしてNPSを取り入れる企業も少なくないようですが、日本ではどうでしょう。アイ・エム・ジェイ(IMJ)が、顧客戦略や自社のマーケティングに携わる20歳以上の有職者を対象に実施した「日本企業におけるNPS導入の実態把握調査」の結果を見てみましょう。
日本での導入状況と導入が進んでいる業種
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- リクルートのデジタルマーケティングで学んだオンラインの限界とブランディングの重要性
気鋭の戦略コンサルタントがマーケティング領域のエキスパートと語る対談企画がスタート。第1弾は元リクルートジョブズ執行役員(デジタルマーケティング担当)の板澤一樹氏を迎えてお届けする。 - マクロミル、ブランディング指標のリアルタイム調査を提供開始
マクロミルは、新リサーチサービス「リアルタイム調査」を提供開始した。 - NPSで可視化、そのユーザーは優良顧客? それともただのポイント目当て?
自社のWebサイトがユーザーに愛され、「あのサイト、いいよね」と、他の人にも薦めてもらえるポイントはどこにあるのでしょうか。今回は、顧客の声を聴くためのリサーチ手法「NPS」について解説します。 - なぜ調査が役に立たないのか――プロが語る「失敗する理由」
これまで、ビジネスに貢献するWebサイトを作るための各種調査活用のポイントを紹介してきました。最終回では各回の執筆者たちが、ありがちな問題点を整理しつつ成果につながる調査の進め方を語ります。