インティメート・マージャー、アウトブレイン ジャパンへデータ提供を開始:独自のセグメントでコンテンツ配信が可能に
インティメート・マージャーはアウトブレイン ジャパンへデータ提供を開始した。
インティメート・マージャー(以下、IM)は、アウトブレイン ジャパン(以下、アウトブレイン)へのオーディエンスデータ提供を開始した。
IMは日本最大級を誇る約4億7000万のオーディエンスデータを保有し、主にナショナルクライアントや大規模ポータルサイトのDMP構築やデータ活用の支援などのサービスを提供している。2017年6月時点で同社のDMPおよびマーケティングソリューションの導入アカウントはのべ2400を超える。
アウトブレインはパブリッシャー向けにコンテンツ・レコメンデーションを提供する米Outbrainの日本法人。OutbrainはCNN、Time、Fox News、Le Monde、The Guardianなどで採用されており、日本でも有力なパブリッシャーにサービスを提供している。
両社は2016年4月に提携し、IMが保有する5000を超えるデモグラフィック情報やサイコグラフィックな情報を含む約4億7000万件ののオーディエンスデータを活用し、アウトブレインのネットワーク上でレコメンドしたコンテンツに接触したユーザーを可視化・分析することが可能となっていた。
今回の連携により、性別や年齢などのデモグラフィック情報や、興味関心などの情報、加えてCRM、ウェブサイト、オフラインなど複数の既存ユーザーに関するデータソースからリーチしたい特定された独自のユーザーセグメントを作成し、ターゲティング対象として、アウトブレインのプレミアムネットワーク上にてコンテンツを配信する事が可能となる。
IM-DMPをすでに利用している企業は、過去に利用したターゲットに対してOutbrainを通じて配信することが可能になる。
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