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「流行りものだから取りあえずInstagram」などと安直にメディアを選んでいませんか?【連載】インフルエンサーマーケティングの効果を可視化する 最終回(1/2 ページ)

InstagramかYouTubeか、それともTwitter? 最終回となる今回は、インフルエンサーの効果を最大化する「プレースメント」について考えます。

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 インフルエンサーマーケティングの効果を最大化するための取り組みについて最低限押さえておくべきポイントをお伝えするこの連載もいよいよ最終回。第1回「『フォロワー数が全て』の何が間違っているのか?」では、「誰に」対して「誰が」商品の魅力を語るのかという「ターゲティング」について、第2回「インフルエンサーの表現力を引き出すオリエンテーション、『伝え方』のポイントは?」では、それを「どう」伝えてもうらかという「クリエイティブ」について取り上げました。今回はインフルエンサーに「どこで」伝えてもらうかという「プレースメント」について解説します。

 最近のインターネット広告施策では、さまざまなWebサイトなどにバナー広告やインフィード広告を同時掲載することが多く、広告効果の高い「メディア」を探すというよりも、あらかじめ広告効果の高そうな「人」を探した上で広告配信するという手法が多くなっています。また、自社サイトを訪れた人のデータを活用することで、さまざまなメディアから最も購買に近い人を探す手法の活用も増えています。

 インフルエンサーマーケティングにおいて、マーケティング施策の中心になるのは商品の魅力を伝えるインフルエンサーです。そして、彼らはしばしば、複数のソーシャルメディアを同時に活用しています。ですから、他のインターネット広告施策のように、それぞれに同時に投稿して、広告効果を検証していくことも可能です。しかし、どのメディアに投稿すると最も強く影響力を発揮できるかは、インフルエンサーごとに異なります。そのため、メディア選定は慎重に考えていく必要があります。

 最近では、若年層向きの消費財を中心に「Instagram」を活用した案件が増えていますが、単に流行っているからというのではなく、広告を打つ本来の目的とユーザーの関心を踏まえた上で、最適なソーシャルメディアを選択していくべきです。

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