連載
無理難題に立ち向かうマーケターには「データ」が必要だ:【連載】MARTECH 360 第4回(1/2 ページ)
「データ」はマーケティングにおいて最も貴重なコモディティである。そして、マーケターは活用しなければならない時代になった。
【連載】「MARTECH 360」について
この連載はDatoramaでCSOを務めるカトリン・リバン氏のブログ「MARTECH 360」を日本語訳したものです。本稿の原文(英語)には以下のリンクからアクセスできます。
現在のハイパーコネクテッドな世界におけるビジネスのスピードは、あらゆるものを変えている。広告を購入、販売、表示する方法から、企業が買い手(顧客)に対してマーケティングを仕掛ける方法に至るまで、全く新しい時代が始まっている。未練がましく“古き良き時代”を求める向きもあるが、最先端を走る企業にとっては楽しい時代だ。
現在のマーケティング組織では、ある戦いが進行している。顧客のことを完全に把握するよう(経営層から)かなりの重圧がかけられ、同時にマーケティング費用に対する効果を細かく把握することも求められているのだ。現在は、ビジネスの成否に関してマーケターの取り組みがもたらした効果を提示することが、かつてないほど厳しく要求されている。 そこで、マーケターに必要になるのがデータだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
マーケティング業務の変化に関する調査結果を発表:CMOにふさわしいのは社内の人材? 社外のスペシャリスト? ガートナーが調査
ガートナー ジャパンは、同社主催イベント参加者などを対象にマーケティング業務の変化に関する調査を実施。その結果を発表した。「Gartner Symposium/ITxpo 2016」レポート:マーケティング部門とIT部門の断絶が顧客体験の創造を阻む――マルケト 福田康隆氏が語る
2016年10月5〜7日に開催された「Gartner Symposium/ITxpo 2016」から、マルケト代表取締役社長 福田康隆氏の講演「CIO、CEO、CMOの連携によるデジタルマーケティング戦略」の概要をレポートする。B2B営業を成果につなぐブランド戦略 最終回:ブランディングとセールスの連動、「CMO待望論」より必要なこと
前回は、ブランディングとセールスの連動を阻む要因の構造をお伝えしてきましたが、最終回となる今回は、それを促す解決策となる取り組みについて説明していきます。