日本オラクル、サッポロビールに「Oracle Cross-Channel Marketing」を導入:Web会員の興味・関心にマッチしたコンテンツを提供
日本オラクルは2015年6月30日、サッポロビールにマーケティング・オートメーションを実現するクラウド・アプリケーション「Oracle Cross-Channel Marketing」を導入したことを発表した。
サッポロビールWeb会員の興味・関心にマッチしたコンテンツを提供し、良好なリレーションシップをより強化することが狙い。日本オラクルは2013年10月にソーシャル・メディアの活用を支援する「Oracle Social Cloud」を導入し、複数のソーシャルチャネルを活用してマーケティング施策を進めてきており、より精度の高いマーケティングを目指してOracle Cross-Channel Marketingの採用を決めた。2015年2月の採用決定から導入までにかかった期間は、約1カ月半。
近年、消費者ニーズの多様化はもちろん、ソーシャル・メディアの普及やさまざまなデバイスの登場により、消費者行動や購入プロセスは複雑化の一途をたどっている。サッポロビールはこの状況に対し、以前からの商品やブランドを軸にしたコミュニケーションに加え、Web会員の興味・関心に合わせたコミュニケーションを実現することで、サッポロビールのメッセージを効果的に届け、エンゲージメント強化を図ることを検討。
今回のOracle Cross-Channel Marketingの導入により、スコアリング機能を用いて精度の高いWeb会員のセグメント化を行い、またWeb会員のメールやWebサイト上の行動を分析するインサイト機能を活用し、具体的な趣味・嗜好に合わせたコミュニケーションを展開、関心の高いキャンペーンやコンテンツを提示して、ブランド価値向上や、売上・収益の最大化を図る。
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