連載
コアなファンに自社への愛を語らせるには?――トヨタがスペインで実施したWeb&マス連動キャンペーン:【連載】ちょっと気になるWebキャンペーン 第58回
トヨタ自動車がスペイン市場向けに実施した消費者参加型のWebキャンペーン。消費者に製品への愛を語らせることに成功する条件とは何だろうか。
「ちょっと気になるWebキャンペーン」バックナンバー
- ヘイトスピーチを逆手に取る――米移民擁護団体のクールな「反トランプ」キャンペーン
- 世界が終わるまであと何日? 最新RPGの世界観を実在する町でシミュレート
- 3Dプリンタで「これから5カ月の自分」の分身を作成、やる気を引き出す米フィットネスクラブのキャンペーン
- 「ぼっち」のバレンタインデー回避へ、花を贈るべき相手をライブ動画で探し出せ!
- テロ危機迫るヤバイ街? ブリュッセルの現在を(通りすがりの人に)直接電話で聞いてみよう
- 一年の計は「旅」にあり 大手旅行予約サイト「Booking.com」の新年キャンペーン
- 年間プロモーション予算の全てをKickstarterに投入、スタートアップ支援と自社ブランディングの“一石二鳥”
- COP21に参加した世界のリーダーへ、地球への思いをTwitterで直訴
- クリスマスはMAXハイテンション? それとも普通に? IKEAの“選べる”動画広告
- ハリウッドにおける男女格差の議論がフィギュアの世界に飛び火? ある玩具メーカーが仕掛けた動画が話題に
自社製品のコアなファンがその魅力をソーシャルメディアで発信し、それによってファンが増える――。企業のマーケティング担当者にとっては理想的なシナリオだが、狙った通りに消費者に行動してもらうのは至難の業だ。
だが、それを実現してみせた事例がある。トヨタ自動車がスペイン市場向けに実施した消費者参加型のWebキャンペーンがそれだ。規模はさほど大きくないものの、同キャンペーンはテレビCMを掛け合わせることで、話題をさらに増幅させている。
関連記事
- 【連載】ブランド戦略としての「学びのコミュニティ」:第6回 (前編)全然売れなかった……から始まった大逆転劇
- ソーシャル×商品開発:“遊ぶ心”のある企画設計が生活者の積極的な参画を促す
- Forbesの1日400本の記事公開を支えるデジタルメディア戦略とは(TechTargetジャパン)
- 頑固な“マーケティング神話”を一掃、ラスベガスのホテルが実践した分析技術の威力(TechTargetジャパン)
愛車に名前を付けるなら?
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 【連載】ブランド戦略としての「学びのコミュニティ」:第6回 (前編)全然売れなかった……から始まった大逆転劇
2004年、生活総合ブランドA社が「家」の販売を開始した。その立ち上げの責任者として入社した土谷貞雄氏。しかし、なかなか軌道に乗らない事業。その打開策として考えたのが、くらし全般をテーマとするユーザー参加型のWebサイトを開設すること、そして、幅広いテーマに渡って消費者と対話を重ねることだ。このコミュニティサイトは今では300万人近い会員を持つ。それらのコミュニティを舞台に、これまでの土谷貞雄氏の行なった活動と現在に至るまでの話、さらにこれからの考えを伺った。 - ソーシャル×商品開発:“遊ぶ心”のある企画設計が生活者の積極的な参画を促す
従来の生活者参加型商品開発は、あくまでも企業が主体であり、生活者は企業の求めに応じて情報を提供するというかたちが一般的であった。しかし、“ソーシャル時代”においては、企業と生活者が同じ地平に立って、“一緒に商品を創り上げる”取り組みが加速している。生活者の積極的な参加を促す仕組みづくりが、成功のカギとなると言えるだろう。 - Forbesの1日400本の記事公開を支えるデジタルメディア戦略とは(TechTargetジャパン)
大手メディア企業の米Forbes Mediaは、コンテンツ管理システムを構築することで新たなビジネスを切り開いている。同社のデジタルメディア戦略を解説する - 頑固な“マーケティング神話”を一掃、ラスベガスのホテルが実践した分析技術の威力(TechTargetジャパン)
米リゾート運営企業MGMは、必要な情報を収集していなかったり、コンテンツを分析していなかったりと、デジタルデータを十分に活用していなかった。BIツール導入でそれがどう変わったかを紹介する。