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マーケティング業務“精緻化”の流れを決定付ける――Marketo 取締役 若松幸太郎氏らインタビュー:「統合的なマーケティングプラットフォーム」普及の意味
先日、Marketo 取締役 若松幸太郎氏と電通イーマーケティングワン 第二営業本部 アカウントディレクター 池上ジョナサン氏にインタビューをする機会があった。日本における統合型マーケティングプラットフォーム普及の意味を考える上で、いくつかの貴重なヒントをもらったインタビューだったと思う。
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Marketoが提供するマーケティング支援サービスツール群を「マーケティングオートメーション(ツール群)」と表現するのは、果たして正しいことなのだろうか。日本語で記述された彼らのWebサイトを見ると、「見込み客と顧客のナーチャリング」「コンテンツ管理」「マルチチャネルマーケティング」「リードスコアリング」「リードインテリジェンス」「ソーシャルマーケティング」「営業インサイト」「レポートと分析」「CRMのスムーズな統合」といった言葉が並んでいる。これらの機能がマーケティング業務の自動化を支援するために存在しているのであれば、「マーケティングオートメーション」という言葉は、Marketoの提供するサービスをそれなりに正しく表現していることになるだろう。しかし、実際には、マーケティング業務の自動化は、彼らが提供するサービスの一部の領域に過ぎない。彼らは自分たちが提供するサービスを「統合的なマーケティングプラットフォーム」と表現している。
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