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東洋ビジネスエンジニアリング、SAP Cloud for Customerを2カ月で自社導入・提供を開始:クラウド型顧客管理システム
東洋ビジネスエンジニアリング(以下B-EN-G)は3月4日、SAPジャパンが提供するクラウド型のアプリケーションに関する販売代理店契約をSAPジャパンと締結し、本ソリューションの提供を開始したことを発表した。
提供するクラウド型のアプリケーションは「SAP Cloud for Customer」。B-EN-Gは、SAP Cloud for Customerの提供に先立ち、2013年12月から本ソリューションの自社導入に着手、2カ月という短期導入を実現し、2014年2月1日より稼働を開始した。
B-EN-Gは、1993年よりSAPをベースにしたERPソリューションやCRMの導入を手掛け、特に製造業分野で多くの実績を重ねている。グローバル化が激しくなる中、顧客対応力強化が企業競争力向上の鍵となっており、こうした現状を踏まえ、今回同分野におけるB-EN-Gの技術/経験/ノウハウと、SAPのクラウド型CRM「SAP Cloud for Customer」を融合し、個別ニーズに合った顧客管理システムを短期間/低コストで実現するという狙いがある。
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