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ビューティートレンドはソーシャルメディアと自分自身が作る時代:「カリスマモデル」不要?
82%の女性が「ソーシャルメディアは、今日“美”に関する定義に影響を与えている」と回答し、63%の女性が「ビューティートレンドに関しては、印刷媒体や映画、音楽よりもソーシャルメディアの方が影響力がある」と答えているそうだ。
Mashableは2014年1月25日、“82% of Women Think Social Media Drives the Definition of Beauty”(「『ソーシャルメディアが美を定義付ける時代』、82%の女性が回答」)という記事を掲載した。これは洗顔料ブランドのDove(ユニリーバ)が実施した調査で、全米に済む18〜64歳の女性1000人を対象にしたもの。
同調査結果によると、82%の女性が「ソーシャルメディアは、今日“美”に関する定義に影響を与えている」と回答し、63%の女性が「ビューティートレンドに関しては、印刷媒体や映画、音楽よりもソーシャルメディアの方が影響力がある」と答えているそうだ。かつてはスーパーモデル、セレブ芸能人などが活躍する雑誌が「美」を定義付けてきたが、そうしたファッション雑誌は今やソーシャルメディアの影響力には及ばないとみられる。
実はDoveは10年前にも似たような調査を実施したことがあり、その時は「自分自身の『美』について認識している」と回答した女性は23%だったという。今、その割合は3倍以上になっている。つまり、特定のモデルやタレントが「美人」と偶像化されるマスメディアではなく、自分自身の魅力を自分で理解し、その魅力をソーシャルメディア上でうまく伝えられるようになっているという。
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