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リアルワールド、34万人のクラウドソーシングによるソーシャルリスニングサービスを開始日本人ワーカーが分析

リアルワールドは5月23日、同社が提供する国内最大級のクラウドソーシングサービス「CROWD」にて、新たに「ソーシャルリスニングサービス」を開始したことを発表した。

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 CROWDは、同社のネットワークに登録している34万人のワーカーに、業務プロセスの一部を委託するサービス。多数のワーカーに同時に仕事を発注するため、大量の業務でも、スピードとボリュームを確保しやすく、作業単位での報酬を支払うだけで済むため、コスト削減にもつながるという。

 今回提供を始めたソーシャルリスニングサービスでは、ソーシャルメディア上のつぶやきを基に、例えば「店舗の評判/改善点をどうすればいいか」などの調査を、CROWDのワーカーに依頼し、ワーカーが自らTwitterやFacebook、ソーシャルメディアなどをリサーチし、その結果を分析する。同様のサービスとしてはすでに、クリエイティブ評価テスト(ABテスト)サービスをリリースしている。

 システム対応では不可能な、柔軟ある分析が可能なこと、ならびに日本人ワーカーによる文脈に沿った正確なポジティブ/ネガティブ分析を行うことが特徴だ。また、調査対象とならないようなノイズも判断し、分析精度を上げるという。さらに、主婦層が多いCROWDワーカーをパネラーとして、プロモーション効果の可視化に活用することも可能とのことだ。

 具体的な納品物としては、「対象となるソーシャルメディアデータに対し、質問した分類結果」となる。価格は、調査会頭数(依頼ユーザー数×質問数)×回答単価10円。なお、価格については、今後変更する可能性もある。

 今後はABテストとともに、ユーザビリティ調査なども組み合わせ、企業のマーケティング支援を進めていくという。

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