BIGLOBE、4月のTwitterの話題動向を発表――4月の話題は「地震」関係が最多:地震が起きたら、まず
前月比97%とやや減ったものの、春休み最後の日曜日だった4月7日のツイート数は7346万人で歴代1位を記録。また投稿元は、スマートフォンが全体の65.6%、PCが14.4%と、スマートフォンからの利用が圧倒的に多い。曜日別書き込み件数では、日曜日が最多だという。
NECビッグローブ(以下BIGLOBE)は5月13日、Twitter利用者向け情報サイト「ついっぷるトレンド」において、2013年4月1日〜5月1日までに投稿されたツイート分析の結果を発表した。同発表によると、前月比97%とやや減ったものの、春休み最後の日曜日だった4月7日のツイート数は7346万人で歴代1位を記録。また投稿元は、スマートフォンが全体の65.6%、PCが14.4%と、スマートフォンからの利用が圧倒的に多い。曜日別書き込み件数では、日曜日が最多だという。
Twitter上の話題でいうと、4月13日に淡路島で発生した震度6弱の地震、さらに17日の三宅島地震、宮城沖地震が続いたため、短期間に特定の話題の集中度を集計した「話題度ランキング」では、トップ10のうち8項目が地震関連を占めた。なお、淡路島で地震が発生した午前5時半ごろから10分間で71万件超のツイートが投稿されたという。これは直前の10分のツイート数の10倍になるそうで、BIGLOBEでは「『地震が起きたら、まず現状をツイートする』という行動が定着している」という見解を示している。
また、地震関連キーワード以外で話題度ランキングに上がったのは、「エイプリルフール」(2位)と「コナン」(7位)のみ。そのほか、テレビドラマのタイトル「ガリレオ」(16位)や、4月3日に惜しいところで完全試合を逃した「ダルビッシュ」(19位)などが上位に入った。
なお、この分析では、小さなピークを起こしながら、1カ月を通じてコンスタントに露出したキーワード「特徴ワード」についても集計を取っている。こちらでの1位「GW」、そして2位が、先月から引き続き「結婚」となっている。また、4月15日に開園30周年を迎えた「ディズニー」も7位にランクインしている。 また、「高校生」(3位)、「入学式」(4位)などの季節テーマも強い。一般に、話題度ランキングでは、突発的な事件や災害、話題が多く、特徴ワードについては、季節要因や季節イベントへの関心が多く現れるようだ。
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