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第1回 Google Play、AppStoreから見る有料アプリのダウンロード傾向【連載】アプリビジネスのカラクリ

Google Playは8アプリ、AppStoreは33アプリ――。ダウンロード数トップ100位に食い込む有料アプリの数はGoogle Play、AppStoreそれぞれのプラットフォームで大きな違いがある。Google Playと比較してAppStoreではなぜ、有料アプリが数多くダウンロードされるのか?

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Google Play市場はフリーミアムモデルへ劇的に変化

 2009年〜2011年までのGoogle Playダウンロードトップクラスのアプリはその8割〜9割が買い切り型の有料アプリだった。当時でもゲームが人気ジャンルであることに変わりはなかったが、入力補助や高機能カメラなど、ツール系もランキング上位で目立っていた時期である。価格帯は500円前後が主流で、高品質のツール系アプリであれば、2000円近い価格でも売れた。

 しかし、2012年からGoogle Playにおけるアプリのビジネスモデルが劇的に変化した。

 2013年現在、Google Playのダウンロードトップ100にランクインした有料アプリは8つしかない。つまり、ダウンロード数上位のアプリのほとんどが(企業運営の)無料アプリであり、そのジャンルはゲームが独占している。唯一有料で、なおかつゲームジャンル以外でランクインしたアプリは33位の「ATOK(日本語入力システム)」だけだった。

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