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第4回 キャンペーンマネジメント――メールマーケティングのレベルを上げる:【連載】メールマーケティングの最前線(2/2 ページ)
顧客の新規獲得がかつてほど容易ではなくなった現在、既存顧客からの売り上げ増を図るため、メールマーケティングにおけるキャンペーンマネジメントが改めて見直されている。それは、メールマーケティングの“レベルを上げる”考え方である。
キャンペーンマネジメント需要の顕在化
キャンペーンマネジメントシステム自体は以前より存在していましたが、導入する企業は限定的でした。ところが、国内では2011年の後半頃から提供ベンダーが増え、需要も顕在化するようになり、市場が一気に盛り上がり始めました。なぜ、ここにきて盛り上がり始めたのでしょうか? 関連キーワードである「ビッグデータ」の盛り上がりに引きずられて、ということも少なからずありそうです。あるいは、ソーシャルメディアの台頭により、企業とコンシューマー間のコミュニケーションにおけるマルチチャネル対応の重要性が叫ばれるようになったため、ということも一理かと思います。また、リーマンショック以降の景気低迷に加え、震災による消費動向の変化から、販促における転換が求められるようになったということもあるでしょう。
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