就活でチェックしたいサイトは「Facebook」(61%)〜調査データランキング〜:人気調査データをランキングで紹介
「調査のチカラ」で人気がある調査データを紹介します。「クリスマスホームパーティ実態調査」や「女子中高生が選ぶ『ケータイ流行語大賞』」がランクインしました。
12月14日時点で最も読まれた調査データは「永田町インデックス」でした。2位は「平成24年版 障害者白書」で、3位は「女子中高生が選ぶ「ケータイ流行語大賞」」でした。
1位の「永田町インデックス」は11月30日のランキング4位でした。各政党の評判に関するソーシャルメディア上のデータをクチコミ分析ツールで読みとったデータです。現在のデータは12月13日に更新されました。各政党のソーシャルメディア上での評判や、選挙に向けた各政党の施策にネットがどう反応したかを見ることができます。2位の「平成24年版 障害者白書」は、内閣府が障害者のために行った施策の概要を国会に報告している調査資料です。11月16日の時点でランキング1位、22日の時点で2位の人気調査です。
私が興味深かったのは8位の「ソー活白書 2014年度新卒者ソー活意識調査レポート」です。ソー活とは、「ソーシャルメディアを活用した就職活動のこと」です。この調査はギブリーが2014年度新卒採用に向け、ソー活を行う学生474名のFacebookやスマートフォンの活用状況、意識調査などを同社のソー活イベントで行ったものです。
「就職活動にFacebookを使いたいと思うか」という設問に関して、「使いたい」が93%という結果でした。なぜ「就職活動にFacebookを使いたいと思うかの理由」に関しては「Facebookならではの情報が手に入る」(31%)、「企業や他の就活仲間と交流が図れる」(19%)、「自己アピール」(10%)などが続きました。ギブリーはこの結果について「Facebookページを立ち上げ、Facebook限定の情報を発信する企業が2014年度採用において増えていることが背景にあるのでは」とコメントしています。
一方、「就職活動でFacebookを使うことに対する不安の有無」の問いには、「とても不安」(4%)、「少し不安」(59%)と合計63%の就活生がソー活に不安を抱えているという結果が出ました。その理由として、「Facebookで流れる情報の信憑性が低い」(25%)、「情報漏洩が怖い」(24%)、「他人から見られたくない」(22%)という回答でした。また、「不安でも就職活動にFacebookを使う理由」の設問には、「プラスになる情報の方が多い」(41%)、「プライバシー設定できる」(19%)、という回答が寄せられました。
「どのようなサイトを就活でチェックしたいと思うか」という設問では「リクナビ」(90%)、「マイナビ」(87%)、「Facebook」(61%)、「Twitter」(31%)と、既存の大手媒体以外にFacebook、Twitterなどのソーシャルメディアが多くの回答を集めました。また、「就職活動にどのデバイスをメインに情報収集するのか」に関しては「iPhone」(40%)、「Androidのスマートフォン」(43%)、「フィーチャーフォン」(0%)、「パソコン」(16%)という回答でした。
この調査はギブリーのソー活イベントで行ったため、ソーシャルメディアに強い学生が多い母集団だった可能性があります。一方、コスト削減などを理由にFacebookやTwitterでのリクルートを強化している企業があるのも事実です。あなたはこの調査結果をどう考えますか?
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