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企業がディナーパーティーに呼んでもらうには――ad:tech tokyo 2012 オープニングキーノート:米Facebook 取締役 Mark D'Arcy氏:ad:tech tokyo 2012 レポート
東京国際フォーラムで開催中のad:tech tokyo 2012。オープニングのキーノートセッションが行われたB7ホールは立ち見が出るほどの満員で、急遽、B棟5階に同時通訳付きのサテライト会場が設置された。4000人を超える参加者の興味を惹きつけたのは、米Facebook 取締役 Mark D'Arcy氏だった。
消費者の注目を得るという意味での広告のあり方は基本的にその誕生から100年以上も変わらなかった。企業と消費者とのコミュニケーション方法に変化が訪れたのはようやく最近になってから。後押しをしたのは情報技術の進化であり、Facebookをはじめとしたハイテク企業の隆盛である。広告/マーケティング業界のイベントでFaccebookのような企業が基調講演に立つこと自体、時代の変化を物語っている。参加者の関心も自らを取り巻く変化の流れを見定めることに集中していた。
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