連載
リクルート「SUUMOハウスサービス」の事例に学ぶ、ユーザーの本音を新サービスにすぐ生かす方法:【連載】MROCでリアルタイムにユーザーの本音を引き出す 第4回(1/2 ページ)
行動データとログが少ない新規サービスの立ち上げフェーズにおいて、ユーザーのインサイトに基づいたサービス改善とはどうあるべきでしょうか。具体的な活用事例で説明します。
MROCとは
Marketing Research Online Communityの略。オンライン上にユーザーを数百人から数千人集め、数週間〜数カ月間の対話を通してユーザーの意見をリアルタイムで深堀しながら理解する手法。
前回「人工知能で膨大な『カスタマーの声』を解析、リクルート流ビッグデータ活用術 」では、MROCとビッグデータの解析技術を組み合わせ、さらにAI(人工知能)を活用したリサーチ基盤「ココロバ(cocoRoba)」についてご紹介しました。
サービス設計においてユーザーを理解することは必要不可欠です。しかし、そうはいっても、現在がどのフェーズにあるのかによって課題は変わってきます。
今回は、新規サービスの立ち上げフェーズにおいてMROCをどう活用するのか、リクルートの「SUUMOハウスサービス」を例にお話しします。
関連記事
- フォロワー数が多ければいいってもんじゃない――正しいインフルエンサー分析とは?
- AKB48総選挙、ビッグデータ分析で結果を予測した担当者に会ってきた
- 「改善」だけじゃない、データ分析でビジネスを創造する方法
- 「セルフサービスBI」に高い関心 経営層とマーケターが読んだデータ分析記事 (TechTargetジャパン)
新規事業を高速に立ち上げる
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- フォロワー数が多ければいいってもんじゃない――正しいインフルエンサー分析とは?
自社の情報をソーシャルメディアで「拡散」してくれるのは誰なのか。「インフルエンサー」の条件について考察していきます。 - AKB48総選挙、ビッグデータ分析で結果を予測した担当者に会ってきた
AKB48は41枚目のシングル「ハロウィン・ナイト」を発売した。センターに立つのはHKT48の指原莉乃。6月の選抜総選挙でトップに返り咲いた。この結果、実はデータ分析で事前に予測されていたという。 - 「改善」だけじゃない、データ分析でビジネスを創造する方法
データ分析は製品やサービスの改善のために行われる。それは間違いではないが、果たしてそれだけでいいのだろうか。本記事ではデータ分析の多様性について扱っていこうと思う。 - 「セルフサービスBI」に高い関心 経営層とマーケターが読んだデータ分析記事(TechTargetジャパン)
TechTargetジャパンの「データ分析」記事ランキングから、ユーザー企業の経営・経営企画職/広報・宣伝・マーケティング職に最もよく読まれた記事を探ります。