調査リポート
メイクアイテムの購入が減った人は約3人に1人――トレンダーズ調査:今日のリサーチ
緊急事態宣言解除後の美容に関する意識調査。「マスク焼け」など新たな悩みが目立ちます。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大に伴う外出機会の減少が美容業界に大きな影響を及ぼしています。美容高感度層向けのインフルエンサーマーケティング事業を展開するトレンダーズは、20〜40代の女性1000人を対象に、緊急事態宣言解除後(2020年6月時点)の「美容」に対する意識や実態を調査しました。
現在(直近1カ月)と新型コロナウイルス感染拡大前(前年同時期)を比較して、メイクアイテムの購入が「減った」と回答した人は33.1%でした。美容に対する感度別で見ると、「減った」と答えた割合は高感度層ほど高いことが分かります。なお、メイクアイテムの購入が「増えた」と回答した人は、全体のわずか3.9%にとどまりました。
メイクアイテムの購入が減少傾向にある一方で、新型コロナウイルス感染拡大前と比べて「スキンケアに(より)力を入れるようになった」と回答した女性は全体の37.3%に及びました。美容感度別では、高感度層が67.3%となっており、中感度層(39.7%)や低感度層(16.9%)と大きな差が出ています。さらに、スキンケアアイテムの購入についても聞いたところ、「増加した」と答えた人は全体の17.7%。美容高感度層では35.3%が「増加した」と答えました。
マスク着用による新たな悩みも
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