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Instagramが「ブランドコンテンツ広告」を提供開始:ブランドのストーリーをクリエイターの声を通して発信
クリエイターと協業したブランドコンテンツを広告として配信可能に。
Instagramは2019年6月4日(米国時間)、「ブランドコンテンツ広告」の提供を開始した。これはクリエイター(インフルエンサーおよびパブリッシャー)がそれぞれのアカウントで投稿したブランドコンテンツを広告としても配信可能にするものだ。
ブランドコンテンツとは、オーガニックでありつつクリエイターとビジネス(企業・ブランド)の間に報酬の授受が存在する投稿だ。Instagramでは2017年6月よりプラットフォーム上の透明性を高めるためる目的でブランドコンテンツツールを提供し、コンテンツとビジネスとの関係を明示できるようにしている(関連記事)。具体的には、アカウント名の下に「広告(英語ではSponsored)」という文字が表示され、さらに利用者がクリエイターとビジネスの協業関係を簡単に理解できるよう、キャプション欄の冒頭に「XXX(ブランド名)とのタイアップ投稿」と明記される。
ブランドコンテンツ投稿を広告として利用可能になったことで、ビジネスは自社のブランドストーリーをクリエイターの声を通して発信し、新規顧客にリーチしたり、投稿の効果測定をしたりできる。また、Facebookの広告プラットフォーム内のツールを活用することで、自社のアカウントや協業しているクリエイターのアカウントをフォローしている人々以外のターゲット層にもリーチすることが可能になる。
ブランドコンテンツ広告の始め方
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