調査リポート
メルカリ調査、若者のワンショット消費(例:洋服を買ったら着て写真撮ってインスタに投稿してすぐ売る)が拡大:今日のリサーチ
メルカリは「2019年度フリマアプリ利用者と非利用者の消費行動に関する意識調査」の結果を発表しました。
メルカリは、慶應義塾大学大学院経営管理研究科の山本 晶准教授監修の下、全国のフリマアプリ利用者と非利用者1000人を対象に「2019年度フリマアプリ利用者と非利用者の消費行動に関する意識調査」を実施しました。
同調査は3度目。前回調査(関連記事:「『いつかメルカリで売る』が創造する新たな市場とは? 小泉文明社長と識者が語る」)から1年をへて、消費者の意識はどのように変化したのでしょうか。主なポイントは以下のようにまとめられます。
- 新品へのこだわりが薄れた
- フリマアプリ利用者は不要品を売り、非利用者は保管する
- 新品購入の際、リセールバリューをますます意識
- 新品購入単価は高くなった
- 中高年の中古品購入が増加
- 若年層で「ワンショット消費」の傾向が拡大
1. 新品へのこだわりが薄れた
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