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RICOH THETAを活用して360度カメラの画像をプレスリリースに リコーとPR TIMESが提携:コンテンツ作成から配信まで広報担当者がセルフサービスでできる
「RICOH THETA」で撮影した360度の画像をプレスリリースに埋め込んで誰もが配信できるサービスを提供。
PR TIMESとリコーは2019年3月25日、業務提携契約を締結したと発表した。これにより、リコーが提供する360度カメラ「RICOH THETA(リコー シータ:以下、THETA)」で撮影した360度の全方位画像をPR TIMESのプレスリリース配信サービス「PR TIMES」のページに埋め込んで配信できるようになる。
360度の全方位画像は通常の静止画に比べて圧倒的に多くの情報を届けることができるため、プレスリリースを受け取るメディア関係者はスマートフォンやPCで画像の詳細を自由に確認できるようになる。また、記者向けダウンロード素材の中に埋め込みタグを提供することで、掲載素材としてそのままメディアに使ってもらうこともできる。
THETAは360度の全空間写真撮影をボタン1つの操作で実現するコンパクトな全天球カメラだ。最新版の「RICOH THETA Z1」は、大型センサーと新型レンズユニットを備えて高画質化を実現しており、4K動画やライブストリーミング機能、4方向マイクによる立体音声などにも対応している。THETAで撮影した写真はリコーのビジネス向けクラウドサービス「THETA 360.biz」にホスティングしてコンテンツを作成し、公開できる。
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