ニュース
楽天、レシート画像を活用した成果報酬型O2O広告サービス「Rakuten Pasha」の提供を開始:実店舗で購入した顧客にポイントを付与できる
メーカーが実店舗での購入に楽天ポイントを直接付与できるサービス。
楽天は、成果報酬型広告サービス「Rakuten Pasha(ラクテンパシャ)」を提供開始した。これは、自社の商品を実店舗経由で販売するメーカーなどの企業が、ユーザーに対してオンラインで商品と対象期間を記載した日替わりクーポンを配信し、それを取得したユーザーが店舗で該当商品を購入すると数日から1週間前後で楽天ポイントが付与されるというサービスだ。
ユーザーは実際に商品を購入したことを証明するために、商品情報が印字されたレシート画像を楽天に送付して審査を受ける。ポイントが付与されるには、小売店名、店舗名、購入日時、対象商品の商品名、商品数、金額が全てそろっていることが条件になる(各企業の指定により、クーポンが使用できる店舗が限定される場合もある)。
審査は即時ではないものの、機械学習による画像認識を活用することで効率化を図る。また、同一レシートの複数回利用やレシートの偽造などには対策を行っており、万一不正が判明した場合はポイント付与の対象外となる仕様だ。
実際にクーポンが使われた分だけ課金される成果報酬型
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 武器はデータの「量」「質」「多様性」:楽天の人工知能「Rakuten AIris」がマーケティング効率化にすごく有効である理由
楽天が、長年の事業展開で蓄積してきたビッグデータ資産を活用するために開発したAIエージェント「Rakuten AIris」。同社ならではのAI戦略とはどのようなものか。 - 新型車のカタログ請求が可能に:楽天、トヨタ自動車初の公認外部ECサイト「TOYOTA楽天市場店」を開設
楽天は、トヨタ自動車が楽天市場に「TOYOTA楽天市場店」を開設したと発表した。 - フルファネルでサービス提供:楽天、自社提供の広告関連商品を「Rakuten Marketing Platform(RMP)」ブランドに統一
楽天は、ブランド広告主やダイレクトマーケティング広告主などのクライアント企業に提供するマーケティングソリューションを「Rakuten Marketing Platform(RMP)」ブランドに統一した。 - オフラインに顧客接点を築く:楽天がO2Oの取り組みを本格展開、「RMP-Go!Spot」の他社にない2つの強みとは?
楽天と楽天データマーケティングはO2Oソリューション「RMP-Go!Spot」を提供開始した。オフラインを含めた統合マーケティング支援を加速させる同社の取り組みについて事業責任者に聞いた。