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楽天がO2Oの取り組みを本格展開、「RMP-Go!Spot」の他社にない2つの強みとは?:オフラインに顧客接点を築く(1/2 ページ)
楽天と楽天データマーケティングはO2Oソリューション「RMP-Go!Spot」を提供開始した。オフラインを含めた統合マーケティング支援を加速させる同社の取り組みについて事業責任者に聞いた。
楽天と楽天データマーケティングは2018年4月5日、「Super Point Screen」と「楽天チェック」という2つのスマートフォンアプリを軸にしたO2Oソリューション「RMP-Go!Spot」を提供開始したと発表した。
Super Point Screenは、スマートフォン用アプリ(Android端末では待ち受け画面)上で広告ページを5秒間閲覧するたびに楽天スーパーポイントがたまるサービス。現在のダウンロード数は100万を超える。一方の楽天チェックは、店舗などを訪れることで同様にポイントがたまる来店促進アプリだ。楽天チェックは2018年4月時点で5000を超える店舗が導入。加盟店にはローソンや上新電機、マクドナルド、マツモトキヨシなどが名を連ねる。
今回、この2つを取りまとめて1つのソリューションとして提供することで、GPSデータを活用したジオロケーションターゲティングに基づく広告配信から、それによる効果測定まで、一気通貫でサービス提供が可能になった。
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