ニッセン通販サイトが問い合わせ対応にチャットシステム「M-Talk」を導入:LINE カスタマーコネクト連携で利便性向上
アルファコムは、有人対応のHybridチャットサポートシステム「M-Talk」とLINEが提供する「LINE カスタマーコネクト」をニッセンに導入したと発表した。
アルファコムは、有人対応のHybridチャットサポートシステム「M-Talk」とLINEが提供する「LINE カスタマーコネクト」をニッセンに導入した。通販サイトの問い合わせに従来の電話とメールに加えてM-Talkを採用し、LINE カスタマーコネクトと連携させることで、Auto Reply(AI自動回答)とManual Reply(チャットサポート)を活用して自動オペレーションによる効率化を図る。また、それとともに、有人対応によるきめ細かいユーザーサポートを提供可能にする。
具体的には、M-Talkとカラクリが提供するカスタマーサポート特化型AIチャットbot「Karakuri」を連携させ、LINEまたはWebからの顧客問い合わせに、まずはAIチャットbot(みことちゃん)が応答する。AIチャットbotが解決しないものは有人に切り替えるという運用だ。
M-Talkは、コンタクトセンター運用に必要な仕様を網羅したチャットシステムで、Webサイトだけではなく複数のLINEアカウントや自社アプリをインタフェースとして統合運用ができる。また、AIチャットbotやCRM、PBX、CTIなどさまざまなシステムとの連携を可能にする。M-TalkをフロントにしてAIを連携させることで、チャットbotのリアルタイムなモニタリングが可能で、有人に引き継ぐ際にも、チャットbot人おる顧客対応履歴も引き継ぐことができる。これにより、シームレスな切り替えによる対応が可能になるという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 「LINE CONFERENCE 2018」レポート:LINE公式アカウントが月額0円からスタート可能に、他 マーケティング視点で注目すべきLINEの進化とは?
LINEはこの1年の取り組みの振り返りと新たなサービスの発表を行う「LINE CONFERENCE 2018」を開催した。ビジネスアカウントや広告分野の新展開についての発表もあった。 - 共同プロジェクトを立ち上げ:LINE、サイバーエージェント子会社とチャットに特化した次世代型カスタマーサポート推進で協業
LINEは、サイバーエージェントの連結子会社であるAIメッセンジャーと共同で、チャットに特化した次世代型チャットカスタマーサポートを推進するプロジェクトを開始した。 - LINEの法人向けカスタマーサポートサービス:「LINE カスタマーコネクト」の正式販売が開始
LINEは、同社が提供するコミュニケーションアプリ「LINE」において、法人向けカスタマーサポートサービス「LINE カスタマーコネクト」の正式販売を開始した。