LINE、サイバーエージェント子会社とチャットに特化した次世代型カスタマーサポート推進で協業:共同プロジェクトを立ち上げ
LINEは、サイバーエージェントの連結子会社であるAIメッセンジャーと共同で、チャットに特化した次世代型チャットカスタマーサポートを推進するプロジェクトを開始した。
関連キーワード
チャット | カスタマーサポート | 次世代 | サイバーエージェント | インスタントメッセージング | サポートサービス | コンタクトセンター | 協業 | 共同開発 | LINE
LINEは、サイバーエージェントの連結子会社であるAIメッセンジャーと共同で、チャットに特化した次世代型チャットカスタマーサポートを推進するプロジェクトを開始した。
LINEの法人向けカスタマーサポートサービス「LINEカスタマーコネクト」は、コンタクトセンターがLINEを介してAIや有人によるチャット対応や音声通話対応などをシームレスに行い、状況やニーズに応じた適切なカスタマーコミュニケーションを実現するサービスだ。
昨今、カスタマーサポート領域におけるユーザーのデジタルシフトは高まっており、従来の通話によるカスタマーサポートは根強いニーズがあるものの、LINEをはじめとするチャットによるカスタマーサポートを導入した結果、これまで問い合わせをしなかった若年層などサイレントカスタマーの声が顕在化するようになっている。
今回のプロジェクトでは、両社が保有するリソースを相互活用し、業界・業種特化型のチャットを用いたカスタマーサポートサービス企画立案やサービス構築の共同提案など、独自サービスの開発・提案を行う。
また、AIメッセンジャーが保有するチャットオペレーター組織「沖縄チャットセンター」の共同運営およびチャットオペレーターを活用した新商品も共同開発する。
さらに、LINEカスタマーコネクトのマーケティングを協業で実施し、LINE公式アカウントによるチャットカスタマーサポートの普及を推進する。これにより、チャットコミュニケーションに特化した次世代型チャットカスタマーサポートの開発・運営をより柔軟に対応し、2019年3月までにLINEカスタマーコネクトの100社導入を目指す。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 日本でも本格展開:Quora共同創業者兼CEOに聞く、知識共有コミュニティーのビジネスモデルに必要なたった1つのこと
日本国内でも本格的にサービスを展開し始めた「Quora」。知識共有コミュティーの未来とそこで展開されるビジネス像について、Quora共同創業者兼CEOのアダム・ディアンジェロ氏に聞いた。 - フィードからショッピングへシームレスな体験を提供:Instagramが日本でもショッピング機能を搭載、その活用法と期待される効果は?
「Instagram」にショッピング機能が追加され、ビジネス用途がさらに広がった。 - 今日のリサーチ:モバイルニュースアプリの利用者数は4683万人――ICT総研調べ
モバイルニュースアプリ市場はここ数年で大きく拡大し、今後も利用者数の増加が見込まれます。 - 山口義宏がマーケティング賢人と語る:デジタルマーケターの成長と育成で大切なこと――板澤一樹氏
デジタルマーケターの成長を促すために、上司や組織、そして本人が心掛けるべきこととは何か。リクルートのデジタルマーケティングを支えた板澤一樹氏に、自らの体験を交えて語ってもらった。