AIによる画像解析、「Crimson Hexagon ForSight Platform」がSNS投稿画像を自動分類する新機能搭載:テキストやハッシュタグなしで投稿の収集・分析が可能に
ブレインパッドは、ソーシャルリスニングプラットフォーム「Crimson Hexagon ForSight Platform」に、SNS上の投稿画像をAIで自動解析する機能が実装されたと発表した。
ブレインパッドは、同社が販売するソーシャルリスニングプラットフォーム「Crimson Hexagon ForSight Platform(クリムゾンヘキサゴン、以下 Crimson Hexagon)」に、Twitter、Instagram上の投稿画像をAIで自動解析する機能(Image Analysis機能)が実装されたと発表した。
Crimson Hexagonは、ソーシャルメディアのデータを用いた顧客インサイト分析により、ブランドや商品に対する世界中の顧客エンゲージメントを分析するプラットフォーム。TwitterおよびTwitter Japan、森永乳業をはじめ世界中で600社以上の企業やブランドが利用している。
従来のソーシャルリスニングでは投稿されたテキストを対象とするため、画像のみで投稿本文やハッシュタグなどにキーワードが含まれていない投稿は分析対象として収集できないという課題があった。今回実装された画像解析機能を使用することで、TwitterおよびInstagramから収集した画像を1000種類以上の「Objects(モノ)」「Scenes(背景)」「Actions(行動)」「Logos(ロゴ)」に分類し、ラベルを付けできるようになる。これにより、テキストの投稿がなくとも類似する投稿を収集でき、さらには画像に表れている投稿者の無意識のインサイト(消費者の行動や思惑、それらの背景にある意識構造のようなもの)まで分析できるようになる。
分類結果は、「Objects」「Scenes」「Actions」「Logos」ごとに色分けされ、その画像数の多さが円の大きさで表される
・「Objects(モノ)」:画像に含まれる食べ物やその種類、あるいはワインのグラス等が対象
・「Scenes(背景)」:画像に含まれる背景やシーンが対象(例:レストラン、ランチ)
・「Actions(行動)」:画像に含まれる人物等の行動が対象(例:食事中、自撮り)
・「Logos(ロゴ)」:画像に含まれる特定の製品・企業等のロゴマークが対象
Crimson Hexagonは、ラベル付けした画像に対し、そのラベルごとの投稿割合、投稿数の上昇・下降傾向なども可視化します。そのため、その画像に含まれるもののトレンドや、画像同士の相関性なども分析することができる。
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