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インターネット広告は4年連続2桁成長、運用型の比率は4分の3以上に――電通調査:今日のリサーチ(「調査のチカラ」より)
ITmedia マーケティングの姉妹サイト「調査のチカラ」より、マーケターが押さえておきたい調査レポートを1日1題、厳選してお届けします。本日のお題は、「日本の広告費」です。
電通が2018年2月22日に発表した「2017年 日本の広告費」によれば、2017年(1〜12月)の日本の総広告費は6兆3907億円。前年比101.6%で6年連続のプラス成長となりました。インターネット広告費(媒体費+広告制作費)は、前年比115.2%の1兆5094億円と4年連続の2桁成長。媒体費のみでは、同117.2%の1兆2206億円でした。4マス(新聞、雑誌、ラジオ、テレビ)広告費は2兆7938億円で前年比97.7%と、3年連続のマイナスになる一方で、インターネット広告費の孤軍奮闘ぶりが際立ちます。その大きな成長の原動力となっているのが、運用型広告です。
インターネット広告媒体費、運用型広告のみで9400億円
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