天皇陛下の「お気持ち表明」、Twitterで主に反応したのは20代男性:週刊「調査のチカラ」
天皇陛下の「お気持ち表明」にリオデジャネイロオリンピック開幕など、旬の話題にまつわる調査データをピックアップしてご紹介します。
日本の選手のメダルラッシュに仕事や移動の途中にも、パソコンやスマートフォンで試合結果をチェックできる便利な時代になりました。一方で、いつでもどこでも情報を受け取れる利便性は、同時にネットから片時も離れられなくなるという危うさもはらんでいるようです。ビジネスパーソンの夏休み、今年はあえて「オフライン」で過ごしてみるのはいかがでしょう。そして「オンライン」の時間帯には、週刊「調査のチカラ」のご確認を。8万件の調査データをストックする調査まとめサイト「調査のチカラ」から、注目のリサーチデータをお送りします。
注目の調査
- 天皇陛下の「お気持ち表明」、直後ツイートは25万超
- 旅行中も毎日メールチェック、日本人は87%で世界最多
- 「電車内での通話」や「歩きスマホ」より不快な行動とは?
- 「旧盆にお墓参り」は半数
- 5人に1人が「ゲリラ雷雨で命の危機を感じたことがある」
天皇陛下の「お気持ち表明」、直後ツイートは25万超
2016年8月8日、天皇陛下がお気持ちを表明されたビデオメッセージが公表されました。インターネット調査のワイズワークスプロジェクトでは、このお気持ち表明に関するTwitter調査を実施。2016年7月9日〜2016年8月8日の日本語でのツイートを「天皇」「陛下」「気持ち」の検索ワードで分析しています。調査結果によると「生前退位」について初めて報道された7月13日のツイートは4万件強でしたが、天皇陛下のお気持ちが放送された8月8日はツイート数が大きく増加し、25万7942件となりました。これを時間帯別に見ると、メッセージが放送された15時台にツイート数は一気に増加し7万1477件を記録。続く16時台には半数以下の3万件となっています。本件に関するツイートの8割は男性によるもので、約65%が20代以下。若者の関心の高さが伺えます。今回のビデオメッセージは、地上波テレビでの放送はもちろん、ネットでも同時配信されました。チャネルの多様さも若者の関心を引いた一因かもしれません。
旅行中も毎日メールチェック、日本人は87%で世界最多
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