連載
オムニチャネルが部署間、社内外、日本と世界の壁をなくす――高島屋(後編):【連載】オムニチャネルマーケティングに挑む(1/2 ページ)
「オムニチャネル=Web化」と捉えられてしまえば、実店舗のモチベーションは上がらない。経営の意志を現場に浸透させるために高島屋はどのようなことに取り組んできたのか。待望の後編をお届けする。
「オムニチャネル化で実店舗はECに売り上げを奪われる」。そんな現場の誤解を解くために、来店した顧客がその場で購入しなくても後にオンラインで売り上げが立てばそれが店舗の実績にも反映するなど、評価の仕組みをも改革してきた高島屋。同社のその他の取り組みについて、前回「「オンラインと店舗は家族」、“経営の意志”で伝統の壁を乗り越える――高島屋(前編)」に引き続き高島屋オムニチャネル推進担当部長 園田早苗氏と同宣伝部 プランニング室 永井隆展氏に話を聞く。
関連記事
- フーターズに聞く、リピート顧客獲得のためのO2O戦略
- 「人流解析」でリアル店舗はもっと魅力的になれる――パルコのロケーションマーケティング
- 訪問客の7割が購入する「ネット流」ショールームの作り方
- ネットもリアルも「無印良品」 消費者の心をつかむ良品計画のO2O施策とは
個々の従業員が自主的に動き始めた
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- フーターズに聞く、リピート顧客獲得のためのO2O戦略
男性客を中心に人気のカジュアルアメリカンダイニング&スポーツバー「Hooters(フーターズ)」。集客の武器は女性店員の健康的なお色気……だけではなかった。 - 「人流解析」でリアル店舗はもっと魅力的になれる――パルコのロケーションマーケティング
テクノロジーが促すマーケティングの進化はインターネットの世界だけで起こっているわけではない。位置情報を活用したリアル店舗のマーケティングの最新事例をお届けする。 - 訪問客の7割が購入する「ネット流」ショールームの作り方
ネット限定販売のブランドがリアルに店舗を展開する事例が国内外で見られるようになっている。その中でも興味深いのは、オフィス内に併設されるショールーム型ストア。注目の事例を紹介する。 - ネットもリアルも「無印良品」 消費者の心をつかむ良品計画のO2O施策とは
無印良品を展開する良品計画では、モバイルアプリを中核として、ネットストアと実店舗を結ぶ、O2Oの仕組みを構築。ネットとリアルで相互に送客し合う環境や、よりパーソナルなマーケティングを可能にしている。