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オムニチャネルが部署間、社内外、日本と世界の壁をなくす――高島屋(後編)【連載】オムニチャネルマーケティングに挑む(1/2 ページ)

「オムニチャネル=Web化」と捉えられてしまえば、実店舗のモチベーションは上がらない。経営の意志を現場に浸透させるために高島屋はどのようなことに取り組んできたのか。待望の後編をお届けする。

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 「オムニチャネル化で実店舗はECに売り上げを奪われる」。そんな現場の誤解を解くために、来店した顧客がその場で購入しなくても後にオンラインで売り上げが立てばそれが店舗の実績にも反映するなど、評価の仕組みをも改革してきた高島屋。同社のその他の取り組みについて、前回「「オンラインと店舗は家族」、“経営の意志”で伝統の壁を乗り越える――高島屋(前編)」に引き続き高島屋オムニチャネル推進担当部長 園田早苗氏と同宣伝部 プランニング室 永井隆展氏に話を聞く。

個々の従業員が自主的に動き始めた

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