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日本IBM、SaaS型マーケティング・オートーメーション・ソリューションを提供開始:リード育成、マーケティング業務自動化
日本アイ・ビー・エムは11月28日、クラウドベースのマーケティングオートメーション・ソリューション「IBM Silverpop Engage(シルバーポップ・エンゲージ)」の提供を開始した。これは2014年4月、米IBMが買収したSilverpopを同社ソリューション体型の中に組み込んだもの。初期費用200万円、月額25万円(税別)で利用できる。
IBM Silverpop Engageは、リード育成管理とマーケティング業務の自動化に特化したソリューション。リード育成管理機能では、施策別の購入実績やメールの開封、Webサイトのクリックといった顧客の行動で施策を評価して、リードのスコアリングとナーチャリングを実行する。またマーケティング業務の自動化では、パーソナライズ化されたメールの大量配信のほか、オムニチャネルにおいて顧客の行動に基づいたパーソナライズド・コミュニケーションを実現する。
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