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第6回 ブランドエクスペリエンスはどこに向かうのか?【連載】IOT(Internet of Things)時代のブランドエクスペリエンス(2/4 ページ)

これまで5回にわたり「IoT時代のブランドエクスペリエンス」をテーマにお話しをしてきました。私たち「プロトタイピングラボWHITE」が考える「Computing Anywhere / Anytime」のユーザー体験設計フローに基づいて、IoTを具現化していく入出力の基礎技術の紹介から体験を設計するための手法であるプロトタイピングとUXデザインについて解説し、今回がいよいよ最終回です。

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adaptive designという考え方

 UXデザインの用語で「adaptive design」という言葉があります。これはユーザーのコンテキストに合わせて表示する内容を切り替えるといった意味なのですが、スマートフォンやIoTデバイスが普及すると、さまざまなセンサーが身の回りにある状態になりユーザーのライフログの取得とそのデータを活用することが容易になっていきます。具体的にはGPS、カメラ、マイク、温度計、加速度計などのセンサーがユーザーの置かれている環境やユーザーの状態を感知し、Wi-Fi経由で渋滞情報、気象情報、SNSなどのインターネット上の情報を取得する、またユーザーの行動パターンを学習することで、ユーザーが特定の時間に何の情報を必要としているかを予測し、適切な情報や体験を提供していくことが可能になります。

 具体的にどういった体験がもたらされるかというと、google glassを使ったproject glassを見ていただくと分かりやすいかもしれません。

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