連載
導入してみて分かったCCCMの特徴とポイント:【連載】やってみて分かった! CCCM導入方法と注意点 第1回
昨今、クロスチャネル・キャンペーンマネジメント(CCCM)の記事が目立つようになりました。しかし、それらはCCCMのコンセプトを説明しただけものが多く、実際に導入してみた知見に基づく記事は多くありません。そこで、わたしたちがここ1〜2年で実際に複数のCCCMを導入してみた経験から、導入にあたって気を付けておくべきポイントや苦労したことなどを全4回に渡って連載します。
1. なぜ今クロスチャネル・キャンペーンマネジメント(CCCM)なのか?
これまでの「メルマガ」コミュニケーションではメッセージは届かない
かつて、Eメールマーケティングは全顧客に一律の内容を一斉配信するメールがほとんどでした。今も多くの企業が毎週1回もしくは月に1回程度、「メルマガ」を登録者全員に一律に送信していますが、そのために顧客のメールボックスは企業からのメルマガが多くを占め、読んでもらうことすら難しくなってきました。さらに最近ではソーシャルメディアをはじめとするコミュニケーションチャネルの多様化や情報量の増大によって、ますます企業からのメッセージが届きにくくなっています。
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