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第1回 現場を知るコンサルタントが伝授する、「データドリブンマーケティング実現のための4つのステップ」:【連載】なぜ進まない? ビッグデータ活用(1/3 ページ)
企業のマーケティング現場においてデータ活用は進んでいるのだろうか? 残念ながら答えは否である。本連載では、マーケティングのビッグデータ活用を阻害する要因を浮き彫りにしながら、その現実的な解決策を提示する。
コンサルティングサービス提供側から見た現状
ビッグデータという言葉が一般的になってきている。書店ではデータ分析のノウハウ本や、ビッグデータ関連本の専用コーナーができ、人材採用市場ではデータ分析者(データサイエンティスト)が売り手市場になり、IT業界では大量データを分析できるBIツール(*)の売れ行きがよいなど、大きな盛り上がりを見せている。
では、企業のマーケティング現場においてデータ活用が進んでいるのかと言えば、実際はそうでもない。確かに、一部の企業では積極的な取り組みをしており、成功事例も挙がりつつあるが、大半の企業は「活用できている」と言える段階まで至っていないのが現状である。
*BIツール:Business Intelligenceツールの略。ERPやDWHなどに保管されている膨大なデータを蓄積/分析/加工し、意思決定に活用できるような形式にまとめるもの
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