ニュース
拡大するオンライン広告、成長はいつまで続くのか:テレビ/ラジオの広告を超えた
米国内インターネット広告の収益は昨年、テレビ/ラジオなどのブロードキャスト広告の収益を初めて上回った。ネット広告市場の拡大はいつまで続くのだろうか。そして、縮小の可能性はないのだろうか。
先日、米The Interactive Advertising Bureau(IAB)とPWCが発表した『IAB internet advertising revenue report 2013 full year results(2013年度のインターネット広告収益に関するIABレポート)』によると、米国内インターネット広告の収益は昨年、テレビ/ラジオなどのブロードキャスト広告の収益を初めて上回ったという。日本国内ではまだテレビ広告の方が強いが、今後ネット広告の選択肢が広がっていくに連れ、ネット広告の比重はさらに大きくなると予想される。
このネット広告市場の拡大はいつまで続くのか。2014年4月18日にClickZ.comに掲載された記事“4 Reasons Online Ads Will Grow and 1 Reason They Will Shrink”(「オンライン広告が成長を続ける4つの理由と、縮小するかもしれない1つの理由」)では、なぜオンライン広告がここまで成長を続けているのかについて考察している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 第2回 戦略課題を確実に捉えるマーケティングROI(前編)
収益を伸ばすために、今やらなければならないマーケティングは何か――。対象事業をマーケティングROI視点で分析し、「マーケティング活動」「顧客行動(顧客構造)」「収益」のメカニズムを可視化することだ。 - 第3回 テクノロジーが広告会社とクライアントの関係性を変える
デジタルテクノロジーに始まったマーケティングの小さな変化が、「クライアントと広告会社」という受発注の関係を変化させた。いまや、われわれ広告会社とクライアント企業は、(ビジネス)ゴールを共有する「ビジネスパートナー」という関係性で、マーケティングを展開している。 - 第4回 「ソーシャルでマーケティングはここまでできる」、最も身近なビッグデータとしてのソーシャルデータの活用法
ビッグデータを単に分析の手段として活用するのではなく、アクションに結び付け、さらに実施した施策の検証にも活用。新たな市場を創造することができたかPDCAを回していくことが重要である。今回はビッグデータのマーケティング活用の第一歩としてソーシャルデータの活用をご紹介する。 - ソーシャルメディアマーケティングのROI計測事例を紹介
さまざまなブランドがソーシャルメディアマーケティングを実行している。その一方で、自社が取り組んだソーシャルメディア施策のROIをしっかり計測している企業はどれだけいるだろうか。