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ソーシャルメディアマーケティングはこう変化する!:画像/動画、LinkedInやGoogle+が台頭(2/2 ページ)
2013年は「ソーシャルメディアマーケティング元年」というほど、ソーシャルメディアを活用したマーケティングが台頭した年。そして早くも成熟し始めたと言われているが、そんなソーシャルメディアマーケティングは2014年にどのような方向に向かうのか。
5. より作り込まれたコンテンツが増加
顧客とより深いリレーションを確立するには、これまでのようなシンプルメッセージでは不十分。顧客が持つ自社への理解レベルに合わせ、エンゲージメントを促進するより深いコンテンツを提示していくことが重要になる。「深いコンテンツ」とはいっても、長々と読ませるコンテンツではなく、ちょっとした動画やインフォグラフィック、高品質なイメージやアンケート調査といったもので、より作り込みを必要とするもので、さらにいえばシェアされやすいものだ。コンテンツ開発に熱心な企業の1つとしてウォルマートは、料理レシピとともに自社で扱っている製品を提示するなど広告にも工夫を凝らし、多くのファンを獲得している。今年は顧客にとって役立つ情報/コンテンツの提示が一層重要になると思われる。
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