ニュース
企業や政府、ソーシャルメディアに疲弊気味?:ファンへの応答率が良い業界は?
2013年12月にSprout Socialが実施した調査によると、FacebookやTwitterの月間アクティブユーザーは増加しているものの、その増加に企業/政府機関が追随できていないらしい。
2014年1月29日にeMarketerに掲載された記事“Social Media Response Rates, Times Dip as User Engagement Explodes”(「ユーザーエンゲージの爆発的な増加に対し、ソーシャルメディアの応答率と時間は下落)で報じている。
記事によると、2012年第3四半期から2013年同期までの1年間で、TwitterおよびFacebookの月間アクティブユーザーの増加と、それに対するブランドアカウントの応答率や応答時間を計測したもの。Twitterの場合、毎年44%のユーザー増を達成しており、昨年は1年間で1億5100万人から2億1800万人に増加。Facebookの月間アクティブユーザー数も17%増加し、9億5500万人から11億5000万人にまで増えているそうだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 第16回 手軽に楽しく、パーソナライズされたコミュニケーション――2014年のマーケティングトレンド
ソーシャルメディアで交わされるコミュニケーション作法を注意深く観察すると、デジタルマーケティングのヒントが見えてくる。ポイントは「ディスポーザル・コンテンツ」「ブランド・バンター」「細分化社会コミュニティ」の3つ。手軽に、楽しく、そしてパーソナライズされたコミュニケーションが2014年のマーケティングトレンドだ。 - 第15回 Social CRM最前線――海外事例に学ぶカスタマー・エンゲージメント
これまで2回に渡り、ソーシャルメディアのマーケティング活用をSocial CRMという観点から考察してきた。今回はそんなSocial CRMの実際の先進事例をいくつか紹介する。キーワードは「カスタマー・エンゲージメント」である。 - 小さな変化が大きなインパクトをもたらすソーシャル分析成功事例
ソーシャルメディアのつぶやきや行動履歴を分析するソーシャル分析ソリューションは、2013年で21億ドル市場だといわれている。そんなソーシャル分析の成功事例が2件、ClickZ.comに掲載された記事で紹介されている。 - ソーシャルメディアを使ったビジネス活動が進まない3つの理由――MITビジネススクールの最新論文より
ソーシャル活動の重要性は認識されている一方で、具体的なビジネスへつながる進展度合いはいまひとつといえる。その理由とは。