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ティーンエージャーに有効なソーシャルメディア:FacebookよりTwitter?
米投資銀行Piper Jaffrayが今年9月に10代の米国人8650名(平均年齢16.2歳)を対象に実施した調査によると、「最も使えるソーシャルメディアは、Twitter」と評価していることが分かった。
2013年10月28日にeMarketerに掲載された記事“Is Twitter Better Than Facebook for Targeting Teens?”(「10代の若者層を狙う場合、FacebookよりTwitterの方が有効なのか?」)が報じた。「FacebookよりTwitterの方が有効」という調査結果が出たのは、今回が初めてだという。同様に、RBC Capital Marketの調査でも「16〜18歳の41%はFacebookの利用時間が減少傾向にある」とし、さらに「同年代の35%が、次年度はさらに利用時間が減ると予想している」という回答を得ている。ただ、だからといって「Twitterは10代にベストな選択肢」と断言するのは早急だ。理由は2つある。
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