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Googleアナリティクスでテラバイト級のビッグデータ解析機能を提供――プレミアムユーザー限定クラウド上でビッグデータ機能

Google BigQueryは、2010年のGoogle I/Oで発表された、大量データセットの解析を実現するGoogleのWebサービスで、数兆行にものぼる大量データを超高速分析する機能だ。

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 Search Engine Watchの記事“Google Analytics Lets Analytics Premium Users Join Big Data in Google Cloud”(「Googleアナリティクス、プレミアムユーザーを対象にGoogleクラウド上でビッグデータ機能を提供」)によると、同社の開発者向けイベントGoogle I/Oにて、Googleアナリティクスのプレミアムユーザーを対象に、ビッグデータ解析機能「Google BigQuery」を提供することを発表したという。

 Google BigQueryは、2010年のGoogle I/Oで発表された、大量データセットの解析を実現するGoogleのWebサービスで、数兆行にものぼる大量データを超高速分析する機能だ。

 プレミアムユーザーは今後、セッションレベル・ヒットレベルの非サンプリング分析データを直接Google BigQueryにインポートし、さまざまなデータと組み合わせて高速分析できるようになるという。例えば、オフラインの会話データをアップロードし、総合的に分析することも可能だ。本サービスの実装は、今年後半の予定とのこと。Googleプラットフォームの強力なコンピューティングパワーにより、さまざまなデータからインサイトを瞬時に得られるほか、データの閲覧/クエリを制限するアクセス制御リストなどの機能も提供することで、安全なビッグデータ分析を実現できるというメリットもある。

 Googleのアナウンスによると、「格納できるデータ量は自由、利用する分だけの料金を支払えば良い」としている。だが、日本国内で想定しているプレミアムユーザー料金は1カ月100万円と高額であるため、今後Google BigQueryがビッグデータ・マーケティング市場をどの程度後押しするかが注目される。

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