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第1回 広告費の無駄な半分を解消するためには、発想の転換が必要:【連載】コンテンツマーケティングとは何か?(2/2 ページ)
「広告に使っているお金の半分は無駄になっている。問題は、どちらの半分かが分からないことだ」――。ジョン・ワナメーカーが示した広告界の課題は100年以上経っても解決していないようです。発想そのものを変えて、デジタル時代に即したマーケティングにシフトする時期に来ているのではないでしょうか? そのヒントを与えてくれるのがコンテンツマーケティングという考え方です。
2.高機能化する商品のベネフィットを伝達できているか?
商品が単純だった頃は、ワンメッセージでマスリーチを図る手法が一般的であり、効果もありました。例えば、フィルムカメラであれば、高速フォーカス、ズーム倍率などの性能を訴求すれば、商品が売れた時代だったと言えます。今や商品が複雑化し、いわゆる白物家電までもがスマートフォンとの連携機能を備える時代になりました。同時にユーザーのニーズも多様化しています。すると、どういう状況が起きるのでしょうか? 例えば架空の商品、スマホ連携洗濯機を例に見ていきましょう。
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