検索
まとめ

SNSを使いこなす人々の傾向週刊「調査のチカラ」

マーケ女子と広報女子と情シス女子。犬派に猫派。誰もがSNSを使う時代に知っておくべき調査データを厳選。

PC用表示 関連情報
Share
Tweet
LINE
Hatena

関連キーワード

調査 | ランキング | マーケティング | 興味 | 統計


 男子も女子も、猫も杓子もスマートフォンに夢中なこの時代、企業のマーケティングコミュニケーションにおいて、生活者と接触する手段はますます選択肢が豊富になっているようです。次々と表れるテクノロジーにキャッチアップし続けるのは大変ではありますが、生活者のインサイトを知るためにまず、自らがその道に没頭してみるのも大切なこと。SNSにモバイル動画にインスタ映えにと、個人レベルでの情報発信に励んでみるのも悪くないのではないでしょうか。「『いいね!』がもらえない」「これといって投稿するネタがない」という人には「犬」「猫」といった鉄板コンテンツもあります。インフルエンサーへの道は遠くても、続けていれば何か見えてくるものはあるはず。頑張りましょう。というわけで今回も、調査まとめサイト「調査のチカラ」から、気になる調査レポートを厳選してお届けします。

マーケ女子 vs. 広報女子 vs. 情シス女子

 マクロミルが運営する調査サイト「ホノテ」では、マーケティング、広報、情報システム、それぞれの部門に従事する20〜30代の女性を対象に、その意識と調査を実施しました。仕事とプライベートの線引きに関する質問では “広報女子”の74%、“情シス女子”の72%、“マーケ女子”の56%が仕事よりも「プライベート」を優先するという結果が出ました。人間関係では、広報女子は「SNSでのコミュニケーションが多い」が約半数に当たる49%、「誰とでも仲良くなれる」も59%と高めでした。マーケ女子はSNSでコミュニケーションを取ることが多いと回答した人が35%、誰とでも仲良くなれるのは57%。情シス女子はそれぞれ37%、38%でした。人間関係については広報女子の38%、マーケ女子の41%が「広くて浅い」に当てはまると回答。一方で情シス女子は22%しか当てはまりませんでした。「マーケ×IT」の領域をカバーするITmedia マーケティングでは、それぞれの領域の皆さんとお付き合いがあるわけですが、なるほど広報の方とはSNSを通じたやりとりが増えている印象があります。メール返信の遅い編集記者対応という面もありそうですが(各位ごめんなさい)。

犬派はFacebook、猫派はTwitterで写真を見る傾向?

 SNSのキラーコンテンツといえば、すてきな旅の風景にキラキラとしたスイーツ、そしてペットの写真や動画。 ペットと人の健康にまつわる調査機関であるファニマル総研は、20〜40代の男女を対象に「SNS と写真・動画の利用実態調査」を実施しました。同調査ではペットの飼育有無にかかわらず、犬と猫を比較し「犬が好き」と答えた人を「犬派」、「猫が好き」と答えた人を「猫派」と定義。犬派と猫派でどのような違いがあるかを分析しています。SNSなどで犬や猫の写真・動画を見ることがある人(「よく見る」「時々見る」の合計)の割合は、写真では犬派が41.0%、猫派が47.5%、動画では犬派が38.5%猫派が48.5%で、いずれも猫派の方が高い結果となりました。写真や動画を見るために使うアプリを聞いたところ、写真に関しては、犬派が最も利用しているのは「Facebook」(28.2%)だったのに対し、猫派は「Twitter」(25.4%)でした。動画については、「YouTube」が犬派・猫派ともに第1位となりましたが、次いで多かったものは、犬派がFacebook(23.9%)、「Instagram」(22.4%)であるのに対し、猫派は「ニコニコ動画」(23.5%)という結果になり、差が出ました。犬派と猫派、それぞれに「SNSでやったことあること」を聞くと犬派は、「レストラン、カフェなどで食べたご飯の写真を投稿する」「旅行先で取った写真を投稿する」「友達との集合写真を投稿する」などの割合が猫派より高く、一方の猫派は「セルフィ―(自撮り写真)を投稿する」や「彼氏・彼女(夫・妻)との2ショット写真を投稿する」において犬派を上回りました。犬派は行動も犬らしく外向的で、猫派は……何でしょうね。


犬派と猫派、それぞれのSNS行動《クリックで拡大》

有料動画配信サービスの利用状況

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る