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マーケティング施策に反応しない「ネコ型顧客」が6割、ネットイヤーグループが調査ブランド好きな顧客に2タイプのセグメント

ネットイヤーグループは、顧客セグメントの新たな視点として「ネコ型顧客」「イヌ型顧客」の2つを定義し、それぞれに有効なマーケティングコミュニケーションの調査研究を開始した。

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 ネットイヤーグループは2017年6月15日、顧客セグメントの新たな視点として「ネコ型顧客」「イヌ型顧客」の2つを定義し、それぞれに有効なマーケティングコミュニケーションの調査研究をする取り組みを開始した。

 企業のマーケティング担当者間では「マーケティング施策がきっかけではないが、高い頻度でそのブランドを買ってくれるお客さまが一定数存在している。ただし、施策に反応しないため行動データも取りにくく、顧客像がつかみにくい」という声がある。今回開始した取り組みは、この実態を探るべくためのものだ。

 調査対象は、好きなブランドがあり、そのブランドの購入頻度が高いと思う10〜60代の男女6万人。好きなブランド・企業の会員サービスへの加入状況(サービスがない場合は加入意向)、メルマガの購読状況、クーポンの利用状況など15項目にわたるアンケートを実施した。

 この結果から、そのブランドが大好きだけど従来のマーティング施策には反応しないタイプを「ネコ型顧客」、そのブランドが大好きでブランドが行うマーケティング施策に従順に反応するタイプを「イヌ型顧客」とセグメント化したところ、全体の57%がマーケティング施策に反応しないネコ型顧客であることが明らかになった。


ネコ型が6割《クリックで拡大》

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