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インフルエンサーマッチングの「SPIRIT」、優良インフルエンサーのみのネットワーク構築へ会員数を2万人に制限:1年以内には1万人限定のサービスへ
LIDDELLは、インフルエンサーマッチングプラットフォーム「SPIRIT」において登録インフルエンサーの質を保つ目的で会員数に上限を設けることを発表した。
インフルエンサーマーケティング事業を営むLIDDELL(以下、リデル)は2017年8月23日、インフルエンサーと企業をマッチングするプラットフォーム「SPIRIT(スピリット)」において、登録インフルエンサー数の上限を2万人にすると発表した。登録はあるもののアクティブではない会員や、著しく低い企業評価が続く会員の退会措置を講じることで、優良なインフルエンサーのみをネットワークすることが目的。優良インフルエンサーの新規加入は継続する。
退会審査は、参加企業からの評価をシステム化したデータおよび、リデルが蓄積する知的資産に基づき定性、定量の両軸を持って審査する。2018年内にはさらに精度を高め、会員数を1万人限定に絞り込むことも検討している。
同社は、インフルエンサーマーケティングから生まれる価値を最大化するためにはインフルエンサーの質を保つことが重要だとし、インフルエンサーへの教育や啓発活動を実施してきた。同時に会員数上限設定を行うことで、会員が積極的な姿勢を持って各案件に臨む風土を構築するとしている。
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