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課題山積のスマホ対応、「応急処置」では乗り切れない【連載】ポスト「モバイルゲドン」のスマホサイト 第2回(1/2 ページ)

モバイルゲドンの影響が明らかになった今、スマートフォン対応は一刻を争います。しかし、現実的には課題山積。何が問題なのでしょうか。

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 前回(「モバイルフレンドリー」で結局何が変わったのか? Googleアルゴリズム変更のその後)は、2015年4月21日に行われた検索エンジン「Google」のアルゴリズム変更により、その影響がどの程度表れているのか、リポートしました。

 スマートフォン(以下、スマホ)での検索において「スマホ対応(モバイルフレンドリー)ラベル」の付いたWebページのランクを上げる(そうでないページのランクを下げる)今回のアルゴリズム変更は「モバイルゲドン」と呼ばれ、Web関係者を恐れさせています。実際、モバイルゲドンの影響は小さくなく、スマホ対応を全くしていない場合は、平均して10%ほどのランクダウンが発生しています。また検索結果の上位に表示されるWebサイトだけでなく、ランキングの外の動向まで含めると、そのインパクトはさらに多大なものであることも分かってきました。

 しかし、実際にはなかなか思うように対応が進まない現実もあるようです。

「スマホ対応」の現実

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