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第6回 マスとデジタルを横断したマーケティングの結果を分析する(事例編):【連載】「オムニチャネル」の効果を測る! 統計学を取り入れた分析手法
第2回から第5回にわたって説明した分析手法は、あくまで「情報」である。情報は、仕事に結び付け、成果につながってこそ「知識」につながる。最終回では、今までの「情報」をもとにした分析事例を公開する。
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どのように分析するか?
いよいよ最終回を迎えた本連載。今まで断続的に掲載していた分析事例を、一気通貫に見ていただきます。と言っても、本当の分析事例を公表することはできませんから、サンプルデータを用いて分析していきます。私自身、さまざまな業界、業種の4マス媒体、デジタル媒体を跨った分析に携わってきました。「この業界はTVの効きがどこもよいな」「この業界は、DSPの効きが各社バラバラなのは運用の違いかな」といった知見が、このダミーデータに盛り込まれていると思っていただければ幸いです。
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